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Y子:そうですね。なんか腎臓とかも、なんかよくわかんないけど壊れてるみたいで。
ランディ:いつ頃からなんですか?
Y子:もう、私が小学生ぐらいの時からだから長いんですけど。
ランディ:飲み始めたきっかけってあるんですか?
Y子:なんかちょっと夜の商売をやってたみたいでそこからなんですけど。なんかいつ死ぬんだろうとか思って。うん。
賀代:お母さん?
Y子:お母さん。
賀代:うーん。
ランディ:そいで、そのお母さんのアル中は小学校くらいから始まって、そんで、うんと自分もちょっと具合悪いなと思い始めたのはいつ頃なの?
Y子:自分が。なんか小学生の時から学校行かなくなっちゃって。その時からちょっとおかしいなと思ってて。うん。
ランディ:小学校何年ぐらい?
Y子:1年生くらい。
ランディ:うーん。
Y子:なかなか今でもリセットができないというか電話かかってきても。
ランディ:かかってくる?
Y子:かかってきますね。なんか勧誘みたいな。
ランディ:えっ?
Y子:宗教のとかで。
ランディ:えっどういう事?
Y子:酔っ払ってもかかってきてたりとかするので。うん。
ランディ:うーん。そいで娘も勧誘するの?
Y子:します。
ランディ:その自分が信じてる宗教に?
Y子:はい。
ランディ:「あんたもお経あげなさい」みたいな?
Y子:信心しなさいみたいな。
ランディ:あー。でも、別にお母さんが信心してもアルコール止めないわけでしょ?
Y子:うん。止めれないみたいですね。なんでだろう。
ランディ:信心効いてないじゃん。全然。
Y子:信心して、できれてないですよね。
里子:飲みながらお経唱えてる?
ランディ:笑。
みんな:笑い。
Y子:なんかすごい・・うん。
賀代:いやぁ、初めて聞いた。そんな、そういう苦労があったのかぁ。
里子:そうだよね。Y子ちゃんの苦労聞いてないもんね。
ランディ:どういう経緯でここにくる事になったの?
Y子:たまたま当時つき合ってた人が浦河に来る事になって。で、ついて来て。
ランディ:あははは。珍しいパターンだねぇ。
賀代:うん。
Y子:で、ここに来ました。
ランディ:で、つき合ってた人はいるの?今も。
Y子:あ、今結婚してます。
ランディ:あ、その人と?
Y子:あ、はい。
ランディ:あ、そうなんだぁ。じゃ奥さん?
Y子:奥さん。
ランディ:新妻?
Y子:新妻です。
ランディ:そうですか。来てよかったね、じゃあね。
Y子:はい。今までと浦河って場所が違うので不思議な感じがしてます。
賀代:うん。うん。
ランディ:どういう所が違うって一番感じる?
Y子:なんか何をしてもみんなが動じないっていうか。自分が具合悪くなってデイケアとかでいても、おかしくなっててもみんな動じなくてそのなかにいさせられるというか。薬がないのが、うん、ちがうかな。
ランディ:薬飲んでた?
Y子:薬飲んでたんだけど、今は眠剤だけ。
ランディ:薬飲むとだるいもんね。アルコールと似たようなもんよね。薬なんてねぇ。
賀代:みんな、薬無い人たちだったんだ。知らなかった。あたしだけ。
ランディ:ははは。あたしだけとか言って。
賀代:あたしだけ薬飲んでた。
吉めぐ:いやぁ、あたしも飲んでたけど先生にもう駄目だっていわれて。
賀代:うん、びっくりした。
みんな:へへへ。ははは。
里子:びっくりした。
賀代:しかも今日、もう朝も薬もらいたいって言ってたからさ。そんなことじゃいかん。
里子:薬って効く?
賀代:効くね。だって10年くらい寝れなかったからさぁ。
里子:うん。
吉めぐ:寝れるようになったですか?
賀代:寝れる。安心するし。
里子:神経鈍くなる感じ。
賀代:だって寝てるからわかんない。だって夜だけだからさ。
吉めぐ:安心して眠れるのはいいですよね。
賀代:だからあれなんでしょう。ランディさんも幽体離脱とか。
ランディ:そう。かなり不眠気味。うん。
賀代:やってたんですよね。金縛りとか。
ランディ:金縛りはね、あんまり無いけど、寝れなくなることはすごく多いよね。うん。寝れると嬉しいもんすごい。
賀代:嬉しいですよね。
ランディ:本当に人間寝なきゃだめだね。
賀代:寝なきゃ駄目です。頭おかしくなります。
ランディ:ふふふ。頭おかしくなる。寝れてるともうとりあえず順調って言う感じ。もう睡眠取れてれば、うん、なんとかなる。寝れなくなったらひとつのサインだよね。
賀代:うん。
ランディ:やばいかも、みたいな。寝れなくなると今度腰に来るんだよなぁ。
賀代:あぁ。
ランディ:腰がねぇ、立たなくなるんだよね。ぎっくり腰とかになって。
賀代:あぁ。似てる。ランディさんと似てる。
ランディ:似てる?
賀代:いやぁ、今日向谷地さんと話してて電話で。ランディさんと似てるからかい?って言われたから。
ランディ:あたしと。向谷地さんが?あはははは。で腰痛くなるの?
賀代:いやぁ、腰ぎっくり腰したしねぇ。
みんな:笑。
ランディ:あたしさぁ、腰痛は怒りであるだったかなぁ、怒りは腰痛である、とにかくそういう本読んでね。あれはなんかアメリカのリハビリテーション専門病院の整形外科の先生があの提唱してる理論なんだけど、すごく強い怒りをね、あの抑えていると、腰痛になる。でね、原因不明の腰痛の人のかなりの人がね、怒りを抑えることが原因だって言う事を発表してるわけ。
賀代:あぁ。
ランディ:で、あたしそれだぁって思って。
賀代:そうだ。それだ。
ランディ:あたしはね、とにかくあの怒りっていうのを抑圧しやすいタイプなのよ。声がでかくていつも怒ってるように見えるんだけど、実はね、そのお母さんのことも含めてだけど、あのなんか怒っちゃ、怒ってるんだけど怒ってることに物凄い罪悪感も持ってるわけ。怒りながら自分も攻撃してるわけね。私の怒りは私に向いてるわけ、いつも。それでね、そうか私の腰痛はやっぱり怒りだったんだと思って。
吉めぐ:すげぇわかる。
里子:腰痛に繋がるとは思わなかった。
ランディ:うん。
賀代:でも本当にね、こう会社とかもやるようになってやっぱり正当な怒りをどう表明するかっていうのはすごい課題としてやっぱり。
ランディ:ホントだよな。
賀代:日本人的な考えで女はなんか怒っちゃいけないとか、けっこうそういう締め付けがあるから。
ランディ:男の事を受け入れなきゃいけないとかさぁ。
賀代:だからね、正当な怒りの表明の仕方とかっていうのも学びたいと思う。
里子:怒りって難しいね。感情的にがって言ったらね、やっぱり相手もあれだし。
ランディ:いくら怒ってるように見えて自分が怒ってるつもりでいてもその怒りに罪悪感を感じてちゃね、怒ってることにならないんだよね。なんかもっと純粋に。
賀代:純粋に。
ランディ:私を責めずに怒りたいっていう、うん。
里子:なんかでも怒りを感じながら罪悪感持ってるってすごい複雑な感じがするけどね。
ランディ:で、怒ってる自分にちょっと申し訳ないって思ってるわけよ。なんかこんなに怒っちゃってわたしってぇ、みたいなさぁ。
賀代:ちっちゃいなぁみたいな。
ランディ:ちっちゃいなぁとかさぁ。本当はお前が悪いんじゃないかよかさぁ。
吉めぐ:あぁ。
賀代:うん。
ランディ:だからはっきりと加害者に対してお前が悪いってことが言えない人なのよ、案外。その怒りは怒りとして怒るみたいなことが苦手でさぁ。やっぱりそれはアル中のせいだと私は思ってるんだけど。家族のせいだと。
賀代:あたしはね、怒る、怒るべき場面っていうのがぱって訪れるじゃないですか、で、5時間後くらいにチックショウ、あいつ、みたいな。