向谷地:僕は彼に初めて会ったとき、人を安心させるとか、場を盛り立てる力がある人だなと。
川村:なんかさわやかな明るさがあるよね。苦労してきたはずなのさ。精神科に何度も入院したり、暴れたりね。その暴れたという話もどこか明るい。自分を責めすぎてないしね。
向谷地:曲がってないんですよね。
川村:そうそう。へこたれてないしね。自分で研究してるし。
向谷地:そして、親の勉強する場に、「親ばかり勉強するのは変だ、僕も勉強したい」と言って、家族の勉強会に自分で足運んで。
川村:他人に自分の悩みをとられてしまわないように。
向谷地:自分で文献を集めてみたりとか、私に電話してきたりとか。
川村:今のべてるのメンバーがそういうことをしてても特別驚かないけど、いち少年が独自でそういう活動をしてたというのは、驚くに値することをしてるね。それは抵抗ではなくて、探っているというか、掘り下げている、研究しているという、すごくいい感じ。
向谷地:こういうタイプの少年って、映画のモチーフになるような、頼もしい感じですよね。
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