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伊藤 知之
自己病名:統合失調症 就労・全力疾走型
僕の自己病名は「統合失調症全力疾走型」です。
何に対しても全力疾走で、僕が携帯電話に走りながら「ハイハイハイハイ!」と慌しく出る姿がべてるでは名物になっています。
僕は、子供の頃から厳しかった父親の眼差しや人からどう思われているかが気になり、いつも緊張感と不安感を抱えていました。そればかりでなく、学校でパンツを脱がされるなどのいじめの体験が重なり、学校にも家にも居場所がない、安心のない生活を強いられてきました。
そんな中、大学時代に統合失調症を発症しました。通学途中の女子高校生が自分の悪口を言っている感覚に襲われるようになり、とても辛い出来事でした。大学のカウンセラーも相談に乗ってくれて、病院を受診し、薬を飲むようになりましたが、母親以外にはそれを言うことができませんでした。父親は「それは、気のせいだ」と言って受け入れてくれないような気がしたからです。
何とか入院せずに、留年しながらも大学を卒業し、公務員試験に合格、偶然にもべてるの家がある浦河町で福祉関係の仕事につきました。しかし、人間関係などのプレッシャーから休職せざるを得なくなり、今は退職し、精神保健福祉士の資格を取得してべてるの家で当事者スタッフとして働いています。
そして、今「全力疾走の研究」に取り組んでいます。
